• 博報堂 プラニング局
    ストラテジックプラニングディレクター
    2003年入社

  • 博報堂 営業局
    アカウントディレクター
    2003年入社

同期でママと、なにかと共通項の多い二人。営業職の山﨑麻里子は「ここぞ」という案件で、ストラテジックプラニング職の神村英里に声をかけた。
山﨑はどういう「チーム愛」で彼女を口説き、神村はどんな「ストーリーテリング」でクライアントを納得させたのだろうか?

同期でありながら、入社以来15年間、一緒に仕事を組むことがなかった二人。だがお互いの噂は常に聞こえていたという。

神村 「印象に残っているのは入社1年目のとき。誰もが右も左もわからない中で、麻里子(山﨑)がとある大きなクライアントの「最も評価する営業」に選ばれたこと。クライアントが出す1年間のエバリュエーションシートの中で、一番評価したメンバーを広告会社毎に選ぶというものです。新人で選ばれるなんてこの人ヤバいなと(笑)。すごい頑張り屋なのは知っていましたが、センスも人並み外れていたんだと、そのとき知りました」

山﨑 「そんなことがありましたね、忘れていましたけど(笑)」

神村 「1年目って、どうしてもみんな自分を大きく見せようとするから。そんな中で、麻里子には、クライアントに評価される本物の実力があったということです」

山﨑 「営業はやっぱりクライアントからの評価が大事だから、そう言われるのは嬉しいですね。なんだか褒め合いみたいですけれど、私も営業チームの同僚が、“ちょっと英里ちゃん(神村)に頼ろう”とか“この案件は神村さんに相談しよう”というのをずっと聞いていました。営業が持ち帰ってきたクライアントの課題を分析し、戦略を立てるのが彼女の仕事。厚い信頼があるスタッフになっていて、すごいなと思いました」

そんな中、2017年、山﨑が長く担当している資生堂で競合プレゼンの話が持ち上がる。

山﨑 「ずっと担当したかったブランドのプレゼンで。これは絶対にとりたい!と。それまで、英里とはここぞという時に仕事がしたいと思っていたので“時がきた!”と感じました。気が付いたら彼女の上長ではなく、彼女に直接電話をしていましたね(笑)」

神村 「麻里子とは、“いつか一緒に仕事をしようね”という話をずっとしていましたし、今回、ブランドの名前を聞いて、絶対に勝たなければと思いました。で、プレゼンに向けて一緒にやり始めたのですが、麻里子が予想以上に戦士で(笑)。それは暴力的だとかそういう意味ではもちろんなくて。いい営業の条件というのは、意思があるかどうかだと私は思っているんですが、麻里子にはやりたいことというか、こうしたい!というビジョンが明確にある。その部分に、すごく共感が持てたというのも大きかったです。もうこの人に付いて行こう!この人と一緒にやろう!って」

山﨑 「自分が今まで溜めていた、『こういう案件があったらこの人に頼みたいリスト』もフル活用して、社内外関わらず優秀なスタッフにお願いをして参加してもらい、1個のチームに仕上げて、プレゼン資料を作成し提案を行いました。私の読みどおり(笑)、英里が立ててくれた戦略が素晴らしいということも大きくて、無事勝つことができたんです」

山﨑 「英里が素晴らしいのは、マーケッターとしてのセンスや戦略のシャープさがあるのはもちろんですが、それに加えてクライアントに寄り添ってくれるところ。戦略だけを主張してもクライアントは納得しません。クライアントがどうしたいのか?という意思と、世の中=ターゲットが何を考えているかということを融合させるのがとても上手いんです。妥協もしないし、ぎりぎりまでアイデアを出したり戦略を描いてくれる。とはいえ、こだわりがありすぎると進めていくのが非常に難しくなることも多いのですが、そこのバランスも非常に優れています。あとは、私たちがとても似ているなというポイントがありまして。それは愛と責任感と男気にあふれているところ(笑)」

神村 「特に男気(笑)。この仕事は、自分が求められていることは何なのかをきちんと理解し、そこに責任が持てるかどうか。その腹のくくり方っていうのがとても大事なんです。さらに、こういったプロジェクトというのは、関わっているメンバー一人ひとりに対して、中心になる営業の人の愛がなくては絶対に達成できません。もちろん、そこにはクライアントの人たちも含まれています。仕事って、結局人対人が行うもの。“この人と仕事がしたい”とクライアントにどれだけ思ってもらえるかは営業の手腕や魅力に掛かっている部分も大きい。麻里子にはそれがある。意思があって、さらに人と人との関係をきちんと構築できる。組んでみて、すごくそれを実感しました」

山﨑 「この仕事は何が正解かわからないし、広告を世の中に出して初めてわかることも多いです。とはいえ、いいものをつくるために、まずはクライアント含むプロジェクトチーム一人ひとりの心に火をつけることが重要。例えば、プロモーションの展開を考える打ち合わせのときに、そこにいるメンバー全員が“これがやりたい!”と心がひとつになる瞬間があると、その仕事はうまくいきます。そのためには、愛を持ってみんなをリードしていくのが、私の役割だと考えています」

神村 「そこは私たちの仕事でも同じです。“あるある”とか”膝ポン”なポイント、グッとくるところって、打ち合わせで話していると大体わかるようになってきます。感覚的なものですけれど、私はそこを理解して愛を持ってそれをさらに育てていく。それを麻里子はクライアントと向き合いながら、さらに大きく育て上げてくれる。ストーリーテリングといいますか、みんながそこの話を聞きたい!知りたい!面白い!と思ってくれるように物語を組んで共感を創っていくことが仕事。結局、職種は違っても同じ方向を向いているからこそ、一緒に戦えるのかもしれません」

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